プレスリリースの形式

プレスリリースの現実

折角素晴らしい内容であるにもかかわらず、プレスリリースの作り方が悪いために取りあげられない例が数多くあります。 本来、そういったものでも、きちんと見抜いて取りあげていくのが記者・編集者の仕事なのですが、現実問題として、やはり人の子でありますから、きちんと整った文章の方へ目がいってしまうのは仕方がないことです。これは、現実です。

何を書けばいいのか

プレスリリースというのは、それを記者・編集者に読んでもらい、その事柄に関して関心を持ってもらうきっかけをつくりだす目的で作成するものです。 ということは、単に書きたいことを書きなぐるだけでは、いいプレスリリースはつくれません。 いいプレスリリースを作るためにはそれなりのコツがあります。 まずは、自分たちが伝えたいことは何か、考えてみましょう。すると、おのずと、伝えるべき「キーワード」もしくは「キャッチコピー」が浮かんでくるはずです。 そのキーワード/キャッチコピーをうまく文章の中に織り込みながら、記者や編集者の関心を呼び、詳しい話をききたくさせるような文章を作成してください。 また、それを出す前に、自分の提供しようとしている情報が果たしてどのくらい「ニュース性」があるのだろうかということに関して省みる必要があります。少なくとも、プレスリリースを出すからには、その事柄に、経済的なインパクト、もしくは社会的なインパクトがあるはずです。それを満たしていなければ、それを出すこと自体に意味がありません。

プレスリリースのタイトルについて

プレスリリースのタイトルは、できるだけ完結に、最もアピールしたい部分に絞り込んで書きましょう。タイトルが長い場合は、短く省略してください(30文字以内)。
サブジェクトに「プレスリリース」とだけ書かれる方がいらっしゃいますが、これだと、受信側は非常にわかりづらいです。(どのリリースも「プレスリリース」というタイトルだと、どれがどれだかわからなくなってしまいます。)
特にメールはタイトル(サブジェクト)が命です。また、ウェブの表示でもタイトルが長すぎて要領を得ないと、読む気が失せてしまいます。
タイトルは熟考してください。

典型的な形式

以下に、プレスリリースの典型的な形式を挙げます。少なくとも以下の形式にのっとっていなければ、記者/編集者に見られることはないでしょう
(何か狙いがあって形式を崩すのであれば別です)。

プレスリリースの概要
ヘッダ部 リリース日、報道関係者各位、タイトル、配信団体名

要約 プレスリリース要約

本文 プレスリリース本文

フッタ部 企業名、団体名、代表者名、連絡先、電話での連絡可能時間帯、関連URL、添付資料等
プレスリリースの形式例
ヘッダ部
2005年●月●日
2005年●月●日
「はじめてプレスリリースを出した日」を書いてください。 複数の手段(封書、FAX、記者クラブへ持ち込み等)でプレスリリースをおこなった場合は、すべての日付を合わせるべきです。
報道関係者各位
タイトル(必須)
タイトル
「●●●●●●●●●●●について」、「●●●●●●●●●●●●●の件」など、このプレスリリースの主旨が明確になるようにします。
株式会社●●●●●●●

要約
要約(省略可能)
要約
200文字程度で内容を要約してください。
強調したい部分を全面に押し出して、簡潔にまとめてください。
ここは、省略可能と書いていますが、実際の話、タイトルと要約でその内容を判断する場合が多いですから、省略することは好ましくありません。

本文
本文(必須)
本文
本文はできるだけ具体的に書いてください。
受信者側の着目点は、あくまでも「ニュースとして使えるか」「取材するに値するか」といった点です。
少なくとも以下の点を押さえるようにした方がいいでしょう(パーフェクトである必要はありません)。
  • 新規性(何が新しいのか)
  • 経済性(どんな経済効果を生み出すのか)
  • 社会性(社会的にどのような影響を与えるのか)

フッタ部
企業名、団体名(必須)
代表者名(必須)
連絡先(必須)
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 住所
  • 担当者氏名(ふりがな)
  • メールアドレス
電話での連絡可能時間帯
関連URL
企業名、団体名、代表者名、連絡先
ここらへんの部分をキチンと書かないと、取りあげられることはまず、ありません。
繰り返しになりますが、プレスリリースというのは、それを記者・編集者に読んでもらい、その事柄に関して関心を持ってもらうきっかけをつくりだす目的で作成するものであり、「取材させたくし」て、本当の取材へ持ち込まなくては意味がありません。
問い合わせ先を正確に、きちんと書かないと、扱われる可能性はありません。
また、現時点ではまだ、電話で取材をおこなう場合が多いですから、それを省略してもダメです。
具体例1.通常リリース

200●年●月●日

報道関係者各位

プレスリリース配信・受信サービス「プレスネットワーク」
各種サービス価格を全面改訂

株式会社バーチャルクラスター


要約;

株式会社バーチャルクラスター(代表取締役・深水英一郎)は、プレスリリース配信・受信サービス「プレスネットワーク」のサービス価格を全面改訂いたしました。これに伴い、「プレスネットワーク」サイトの全面リニューアルを行いました。


株式会社バーチャルクラスター(代表取締役・深水英一郎)は、2005年9月1日をもちまして、プレスリリース受信・配信サービス「プレスネットワーク」( http://www.pressnet.tv )におけるサービス内容を全面改定することを発表いたしました。尚、業界最安の従来料金(¥5,250 税込)は新体系では「Bプラン」として据え置きされ、新たに、「予約機能」「HTML版プレスリリースページへのロゴマーク表示」「非公開プレスリリースページ(HTML版)の作成」が行える「Aプラン」をご用意いたしました。また「Aプラン」におきましてはメディアオプション(有料)や作成支援オプション(有料)等のオプションサービスをご利用いただけるようになります。

この改定により、プレスネットワークをご利用いただく際の料金が以下のとおりとなります。

(中略)

以上


【株式会社バーチャルクラスターについて】
代表取締役:深水英一郎
〒166-0002
東京都杉並区高円寺北2-21-6
web : http://www.virtualcluster.co.jp

【プレスネットワークについて】
プレスネットワークは、デジタル化した情報がインターネットを駆けめぐる時代に最も適したプレスリリースの場です。
この種の情報ネットワークとしては国内最大で、ここに一通リリースを投げるだけで、国内のほぼすべての報道関係者やポータルサイト関係者へメールで情報がとどきます。
新聞、雑誌、TV、ラジオはもとより、特にネット系メディアに強いプレスリリース窓口として、企業官公庁広報担当者の方にご活用頂いています。

http://pressnet.tv

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社バーチャルクラスター プレスネットワーク事務局 担当:●● TEL : 03-XXXX-XXXX / FAX : 03-xxxx-xxxx
E-mail : XXXXX@pressnet.tv

※上記記事はプレスリリース書き方サンプルです。実際のサービス・内容と異なる場合があります。
上記記事に関する事務局へのお問い合わせは御遠慮ください。

具体例2.βテスト公開リリース

200●年●月●日

報道関係者各位

プレスリリースシミュレーションゲーム「プレスネットワークバトルシティ」β版を公開

株式会社バーチャルクラスター


要約;

株式会社バーチャルクラスター(代表取締役・深水英一郎)は、プレスリリース配信と受信をシミュレーションゲームに見立てた「プレスネットワークバトルシティ」をβ公開いたしました。


株式会社バーチャルクラスター(代表取締役・深水英一郎)は、プレスリリースをシミュレーションゲームにした新感覚ゲーム「プレスネットワークバトルシティ」をのβバージョンを 2007年6月1日に公開することといたしました。プレイヤーは企業の広報担当者となり、自社の製品をいかに知ってもらうかを競い合います。βサービスユーザーは1万人の規模を想定しており、テストは2007年7月1日に終了を予定しております。

(中略)

以上


【株式会社バーチャルクラスターについて】
代表取締役:深水英一郎
〒166-0002
東京都杉並区高円寺北2-21-6
web : http://www.virtualcluster.co.jp

【プレスネットワークについて】
プレスネットワークは、デジタル化した情報がインターネットを駆けめぐる時代に最も適したプレスリリースの場です。
この種の情報ネットワークとしては国内最大で、ここに一通リリースを投げるだけで、国内のほぼすべての報道関係者やポータルサイト関係者へメールで情報がとどきます。
新聞、雑誌、TV、ラジオはもとより、特にネット系メディアに強いプレスリリース窓口として、企業官公庁広報担当者の方にご活用頂いています。

http://pressnet.tv

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社バーチャルクラスター プレスネットワーク事務局 担当:●● TEL : 03-XXXX-XXXX / FAX : 03-xxxx-xxxx
E-mail : XXXXX@pressnet.tv

※上記記事はプレスリリース書き方サンプルです。実際のサービス・内容と異なる場合があります。
上記記事に関する事務局へのお問い合わせは御遠慮ください。

具体例3.創業時リリース

200●年●月●日

報道関係者各位

プレスリリースを専門に扱う「株式会社プレスネットワーク」設立

株式会社プレスネットワーク


要約;

プレスリリース受配信をおこなう株式会社プレスネットワークを設立いたしました。


200●年●月●日、プレスリリース受配信をおこなう株式会社プレスネットワークを設立いたしましたので、お知らせいたします。 弊社は、新聞記者・テレビ報道関係者・雑誌記者をはじめとして、インターネットでブログを執筆する多くのプレスリリース受信希望者に対してプレスリリースを即時配信し、企業のニュースをいち早く報せることを使命として設立した株式会社です。

■株式会社プレスネットワーク詳細情報
商号  :株式会社プレスネットワーク(英文表記:Pressnetwork Co.,Ltd.)
所在地 :東京都杉並区○○
設立  :2007年6月
資本金 :300,000,000円
主要株主:株式会社バーチャルクラスター(67%)
役員等 :代表取締役○○○○、取締役○○○○、取締役○○○○
事業概要:プレスリリースの配信、出版業等

以上


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社プレスネットワーク 担当:●● TEL : 03-XXXX-XXXX / FAX : 03-xxxx-xxxx
E-mail : XXXXX@XXXXXX.jp

※上記記事はプレスリリース書き方サンプルです。実際のサービス・内容と異なる場合があります。
上記記事に関する事務局へのお問い合わせは御遠慮ください。